旅猫、SFC修行はじめたんですど

旅行好きで、高所・閉所恐怖症なのにSFC修行をはじめました。旅や本、美術鑑賞の忘備録を書いていこうと思います

2017年SFC修行:1回目 シンガポール 2泊3日 1日目

ANAのプラチナステータスを目指した修行はこの1月から開始しました。
1回目はシンガポールの旅。
高所・閉所恐怖症な上に、仕事もあるので少ない回数でプレミアムポイントを貯めていこうとすると、国際線のアジア路線をまずは選択しました。
特にシンガポールは効率が良さそうだったので。
比較的治安や衛生面に安心できるのも新米修行僧にはありがたいですね。

1日目

羽田空港0:10発 NH843-----シンガポール06:35着

羽田空港んでレンタルwifiをピックアップするために少し早めに家を出ました。
wifiを借りるのははじめてだったけそ、予約していたのでサクッと受付。
使い方は説明書を見てくださいねってことで、あまりにあっさり。
機械音痴の私はサーっと血の気が引いた感じ。
研究しなきゃ、と保安検査を通過して、真夜中にもかかわらず頑張って営業している免税店を素通りし、ANAloungeへ。
そう、プレミアムエコノミーなので、今回はlounge使えるのも楽しみだったんです。
しかし、真夜中にもかかわらずloungeはかなり混んでいました。
奥まで行って席を確保したらせっせと説明書を見ながらiPhoneの設定。
不安を感じつつも、ともかく説明書に書いてある通りにして、設定終了。
あとはシンガポールに着いてWiFiの電源を入れるだけ。
説明書を見ていると、Line outを使えば、数分間電話も無料でかけられるという紹介もあり、導入。
そうこうするうちにゲートの開く時間が迫ってきたので、移動。
今回はloungeを満喫できなかった感じでちょい残念。

はじめてのプレエコ席は、前の壁との幅もじゅうぶん、椅子の幅も余裕があってうれしいかぎり。
ちょっと面倒臭いのは、テーブルやモニターの引っ張り出し。
案外力仕事。
使い方わからなくて、オタオタしちゃいました。
あと、フットレストの操作も腹筋のない私にはちょい大変でした。
フラットにはならないので、少し足が重だるくなりました。うーむ、これに関しては、フルフラットのビジネスクラスがうらやましかったな。

お水やスナック、ジュース類がくばられてしばらくすると消灯。
その後は2~3時間後に軽食?
確かサンドウィッチかスープか、カップ蕎麦などから選べたので、ミネストローネスープをいただきました。
その後、再び就寝。着陸の前に軽い朝食。

そしてチャンギ空港に着陸!
入国審査で指紋取られました。
昨年夏に来た時は取られなかったけど、どういう基準なんだろう?

空港ロビーでwifiのスイッチを入れると、何の問題もなく開通。
早速ポケモンgoやって見た。
コイルがたくさん取れて、レアコイルに進化できた♪
何でそんなにゆっくりしていたかというと、地下鉄やバスで使えるツーリストパスの販売窓口が開くのが09:00だったので時間をつぶしてたんです。
頃合いを見て窓口に行くと、あちゃー、行列ができてた。
窓口は一人体制。時間なくてデポジットの払い戻しを諦めたっぽい人もいらした。
20分くらいで、無事に無事にパスをゲット。
地下鉄に乗って、ホテルへ向かいます。
今回は、ANAの旅作利用の旅。
ホテルの場所と値段などを吟味してパークソブリンホテルシンガポールを利用。
ブギスやリトルインディアの駅から徒歩圏内とよく書かれていますが、一番近いのは、ダウンタウンラインのRochor駅。
駅の出口Aを出て、数分もかからない場所で、とても便利!
ホテルのチェックイン時間がまだだったので、荷物を預け観光へ出発。
ホテルから徒歩十数分の国立博物館へ。
冬の日本から来た身にとっては、ギラギラのシンガポールの太陽がキツかった!

 

シンガポール国立博物館

フォートカンニングパークの麓に建つコロニアルな白亜の建物が美しい博物館。

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建物だけでも一見の価値がありますが、シンガポールの歴史をたどる展示がわかりやすくまとめてあって大変良かったです。

 


フォートカンニングの丘が古くから有力者の在所だったことや、西洋諸国の進出前から交易が盛んだった様子などからはじまり、現代まで、歴史の流れの中の重要なポイントを物だけでなく映像や、音声も交えて飽きさせない見せ方がくふうされていました。

ボランティアガイドによる日本語のガイドツアーも平日と第1土曜日に、各日1回行われているようです。
ガイドツアーのことは知らずに行ったのですが、受付の方が教えてくれて、参加することができました。鑑賞ポイントを的確に解説してくださいました。
特別展のチームラボの展示は、ウィリアム・ファーカーがコレクションした古いボタニカルアートなとをCG化した映像作品。幻想的で素敵でした。

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もう一つの特別展『What is Not Visble is Not Invisble』は映像を絡めた作品が多めの現代アート作品展示でした。
お次は国立博物館から数分のところにあるシンガポール美術館へ。

 

シンガポール美術館

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ちょうど、シンガポールビエンナーレの会期中(2017年2月26日まで)でした。
テーマは『アトラス オブ ミラーズ』。
最新のアジアのアートの息吹を感じられる面白い展示でした。
現代アートと言うと、普段触れていないので、ちんぷんかんぷんだったらどうしよう、と心配だったのですが、地図と鏡というテーマからの発想のものだったので、なんとく拒否反応も出ずに鑑賞できました。
ガイドツアーに参加して、作品やアーティストの説明を伺えたのも、鑑賞の手助けになりました。
訪れた時はちょうど英語ガイドが出発するところでした。アジア圏欧米圏など10数人でまわりました。
ガイドさんの熱が入りすぎて時間オーバー気味だったらしく、「次のツアー時間が迫っているの。」と最後の方は猛スピードで説明してくれました。
日本人のガラス造形作家の行武治美さんの「Paracosmos」は螺旋階段の壁に円状の鏡がはりつけられていて、とても綺麗。

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Hiroki Kentaさんの「Rubbish」は道端に捨てられた包装紙を飾ったの?、と思ったら、色鉛筆などで描いて包装紙を再現しているものでした。
ベネッセ賞にノミネートされているQiu Zhijieさんの墨絵の地図と幻獣のガラス細工作品など迫力の作品が多数展示されていて、見応えがありました。
夕方になり、閉館時間にはまだ間がありましたが、深夜便でそんなにゆっくり寝ていないし、じっくり観光していたのでもうくたくた。
もっとじっくり見ていたい気持ちもあったのですが、後ろ髪を引かれつつ美術館を後にしてホテルへ戻りました。
部屋に入って荷物を整理して、シャワーをしてバタンキュー。
夕食を食べに行く気力もなく、飛行機で出た数分のスナックをパクついて就寝してしまいました。

 

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